高校生と共に企画する日本を元気にする活動
紙ヒコーキ飛距離選手権
会場にて配布する1枚の紙で折り紙飛行機を作成し、飛行距離・滞空時間・的当ての部門で各競技を行います。
折り紙飛行機を作成し飛ばすことを通して地域の小学生同士、親子、高齢者を含む大人と子どもの交流を促進し安全で健康な生活作りに貢献し、地域の活性化を図ります。
おりがみ飛行機って
おりがみを折って作った紙の飛行機です。
ここでは『おりがみ』ですので一枚の紙をはさみや糊を使わずに折り・曲げて作ります。
本物の飛行機は,
高速で飛行しますので翼で発生する揚力(上方に持ち上げる力)で落下せず飛びます。
紙飛行機は動力を持たないので落下によってエネルギーを得なければ
発生する空気抵抗に打ち勝つことができません。
そのため,空気抵抗は飛行機の速度の二乗に比例するのでできるだけ低速で飛行し
わずかな落下で飛行を続けるために
軽くてひらひらと飛ぶ紙飛行機がいいのです。
競技は,右の図のように2mの円の中で投げます。
助走ができないほどの小さい円ですので腰のバネを使って投げて下さい。
どうしたら長く遠くに飛ぶ
長い時間飛行するためには,できるだけ軽い飛行機がいいのですが,
この競技ではA4一枚の決められた紙サイズで作るためみんな同じ重さです。
右の図のように飛んでいる紙飛行機の下投影面積が広い方を「軽い」と言います。
でも,
投影面積が広いと空気との摩擦する面積が広いため
ますます低速であることが必要となります。
すると次のような方法が長く飛ぶことになります。
- 尖った形の`重い'機体で,投げるエネルギーをできるだけ失わないうちに遠くへ飛ばす。まっすぐ投げ,飛ぶことが重要です。
- 広い翼を持つ`軽い'機体でゆっくり長く飛ぶ。高く投げ上げることで遠くに飛ばせる。
となります。距離を飛ぶためにはまっすぐ飛ぶ必要があるため,
1. のように直進性のある方が遠くに飛ぶ可能性があります。
どうしたら遠くに飛ぶ
遠くに飛ばすためには,直進することが大切です。直進するために大切なことは
- 左右対称に正確に折る。
- 折っている途中で羽根を曲げない。つまり折り間違いは失敗となる。
- 必ず試験飛行試験飛行して直進するように羽根を調整する。
まっすぐ飛ぶんだけど??
投げ上げたとき前が重いとすぐ下に落ちる,とか。水平に投げても前が軽いと
数m先で上向きになり失速して,下に落ちます。
先端の折り目をもう少し深くすることで水平にまっすぐ飛べば成功です。
水平に飛ぶが右や左に曲がってしまうときは,折り方が乱暴であったかもしれません。
その時は右の図のように,左右どちらかの翼の後ろ端(方向舵:エルロン)をちょっと上もしくは下に曲げてそっと飛ばしてみましょう。
左右に曲がらないときにエルロンを曲げるのはよくありません。
さあ!折ってみよう
4つの種類の飛行機を用意しました。実際の競技に使います。
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1. ギネスプレーン |
2. ロングプレーン |
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3. 高速プレーン(1) |
4. 高速プレーン(2) |
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